医療法人社団長仁会 牛久保矯正歯科 理事長 牛久保 順一 先生

DR.牛久保 通信 〜Vol.1〜

先日カリエス治療を依頼し完了して矯正治療に戻られた患者さんから伺ったお話しをさせて頂きます。
以前にも書かせて頂きましたが(以前のコラム)当院は矯正の専門医院で、殆どの患者さんが一般歯科からの紹介で来院されています。そこでカリエス治療が必要となった際には依頼状を書いて治療をお願いしておりますが、デンタルレントゲンを設置している訳ではありませんので詳細にチェックを行って依頼状を作成しております。
昨年末上顎第二大臼歯の遠心歯頸部にカリエスを認めた患者さんの依頼を致しましたが、部位が確認出来ないとの事でしたので、パノアクトでパノラマからデンタルの切り出しを行いプリントアウトして依頼状に添付し再度依頼を行って、治療をして頂きました。

その画像を見た先生もパノアクトの導入を決意され、先日のカリエス治療の際にはiPadを使って『牛久保先生みたいでしょ。』と説明されたとの事でした。
私より遙かに進んだ使い方を実践されている様で少し悔しい思いです。
今回の部位の様に、嘔吐反射が強い患者さんではアナログのレントゲンフィルムの位置付けが困難であったり、デジタルのデンタルでは正しい位置に置く事すら困難で、
改めてパノアクトの優秀さが判りました。

2012年8月1日