歯科用レントゲン|デジタルパノラマレントゲン|歯科用CT装置

登録番号:T6030001079397

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PRODUCT

歯科用X線CT装置
特徴(撮影)

PanoACT 3D Upgradeの特徴

01 Cone Beam CT

PanoACT 3D Upgrade
単位FOVあたりの高解像度(高ボクセル密度)を実現したMPR/CPR等の画像表示機能、VR(ボリュームレンダリング)表示機能、簡易インプラント埋入シミュレーション機能、金属アーチファクト低減機能などを搭載しています。
CTセンサーおよびCT画像再構成ソフトウェアは後からアップグレード可能です。

MPR表示

MPR表示

CPR表示

CPR表示

FOV
FOV は10cmx9cm、12cmx9cm のセンサーを選択できます。
1回の撮影で全顎(8番まで)撮影可能です。(一般的な日本人体型の場合)

簡易インプラントシミュレーション機能

簡易インプラントシミュレーション機能
簡易インプラントシミュレーション機能

DICOM→STLデータ変換機能

DICOM→STLデータ変換機能
02 パノラマ

パノラマ撮影

パノラマ撮影

他社との違い

弊社のデンタル画像再構技術は他社システムと大きく異なります。独自のトモシンセシス技術により、パノラマ画像データから歯牙の歯軸に合わせたデンタル画像の再構成がオートフォーカスで生成できます。

トモシンセシスの概念

パノラマ撮影用のセンサー
パノラマ撮影用のセンサーには半導体素子としてX線の吸収量が非常に高く、高速で処理可能なCdTe(カドミウムテルライド)を用いています。取得したフレームデータをSHIFT&ADD技法を用いることで、歯列の軌道を変化させて画像表示することができます。
パノラマの断層面
パノラマの断層面やデンタルの奥行、傾きを変更することが可能となります。
トモシンセンスの原理を歯科用診断装置として世界で初めて搭載した装置です。
この装置には、小柴先生のノーベル賞獲得で話題になりJAXAなど多くの研究機関で、微細な宇宙線をキャッチするための研究が進められているCdTe(カドミウムテルライド)半導体を使用しています。
CdTe(カドミウムテルライド)半導体を用いた検出器はエックス線の吸収率が非常に高く、多くの画像情報をもたらすことができることから医療分野や産業分野で幅広い応用展開が期待されています。弊社は自社特許である画像処理技術を最大限活用するために、CdTe半導体検出器に着目し長年デジタル技術の研究を進め、歯科用のデジタルパノラマエックス線撮影装置PanoACT(パノアクト)を開発しました。
本製品は、他社からリリースされている一般製品の特性と全く異なり、CdTe半導体がもたらす豊富な画像情報をもとに画像の再構成の後に焦点面を自由に変更することが可能であり、日本で初めてパノラマ撮影とデンタル撮影が1台で行え、最先端の画像の鮮明さや低被ばく線量を兼ね備えた革新的な装置として歯科業界で話題となっています。

初期画像から鮮明なパノラマ画像出力

PanaACT-ART Plusシリーズ対応

デジタルで用いるエックス線の検出器には半導体が搭載されています。
CdTe検出器はエックス線の吸収効率が非常に高く、パノラマ撮影で用いられる被ばく線量を1/2~2/3に低減してもほぼ同じ画質で映像化できる特性を持っています。また、一般のCCD検出器のようにエックス線→蛍光→フォトダイオードという仕組みでなく、各画素単位で線量に比例した電気信号に直接変換するためノイズが少なく、各画素のダイナミックレンジは12ビットの深さを有しているため、低吸収から高吸収領域まで広いレンジで画像のつぶれが少ないのが特徴です。
ですので、一般のパノラマレントゲンは、頸椎の影響が出て肝心な所が綺麗に映らないことがあります。一般のパノラマレントゲンは、全体的に画像にザラツキがあり、特に真ん中の部分が白くなっています。これは、どうしても歯を全体的に撮影しようとすると頸椎が映りこんでします影響です。特に前歯の部分の画像がボケ詳細な診断までは難しく、多くの歯科医が画像に対する不満をお持ちです。
PanoACTでは、従来製品の概念を打ち破り、CdTe検出器で撮影した膨大なボリュームデータから画像ノイズを除いて見たい部分だけ出力することができるので、頸椎の影響がなく、骨梁構造が明瞭に描出された鮮明な画像出力ができます。
パノラマ画像出力

デジタル画像のオートフォーカス

PanaACT-ART Plusシリーズ対応

トモシンセシスの応用

他社技術のようにパノラマ画像をそのまま切り出すのだけでなく
パノラマ画像からデンタルの軌道のずれや傾きを
補正してオートフォーカスする機能が搭載されています。

ピント調整機能

任意部分を切り出したピント調整例。

ピント調整機能

10枚法・14枚法の自動出力機能

PanaACT-ART Plusシリーズ対応

歯科治療の診断で必要な10枚法・14枚法・18枚法のテンプレートの自動出力機能(オートPana ACT機能)が搭載。

■ オートPana ACT機能手順
ACT機能手順01

撮影後のパノラマ画像の上顎と下顎の間に黄色のラインを引く

ACT機能手順02

画像生成

好みのテンプレート(14枚法や10枚法)を選択して、生成ボタンをクリックすると自動的に選択した領域でピント調整した画像が次々と生成されます。

ACT機能手順03

テンプレート完成

約1分でテンプレートが完成しますので、電子画像データとして保存できます。

低被爆線量

PanaACT-ART Plusシリーズ対応

PanoACTで膨大なボリュームデータが画像処理できると言うと、その分被ばく線量も多いのではないかと想像される方も多いと思いますが、CdTe検出器の高感度と低ノイズの効果でとても低い被ばく線量で撮影できます。
実際にはPanoACT 1回の撮影と一般の口中デンタル撮影1枚分(3cm×4cm程度)の被ばく線量がほぼイコールですので、どれだけPanoACTの被ばく線量が低いかおわかり頂けると思います。
患者さんへの被ばく低減の効果や、口の中にフィルムなどを入れなくてもデンタル撮影ができるので、安全面、衛生面でも優れた装置だと言えます。
低被爆線量
[参考]CdTeは、JAXA(宇宙航空研究開発機構)で研究されている素材で、宇宙からの微細な放射線をキャッチ出来る素材として脚光を浴びています。
※データ元:高橋忠幸教授〔宇宙航空研究開発機構〕Recent Advances on CdTe/CdZnTe Detector
デンタル

デンタル画像

連続的な2.5次元画像データの中から画像再構成。
関心領域(ROI)の奥行と歯軸(傾き)に最適化したデンタル画像を生成します。

デンタルROI切り出し角度調整機能

デンタルROI 切り出し角度調整機能

オートPanoACT 機能

自動的に14枚法や10枚法のテンプレートを作成する機能です。

1

黄色いラインを合わせます
パノラマ画像の上顎と下顎の間に黄色いラインを合わせます。

2

生成ボタンをクリックします
テンプレート(14枚法、10枚法)を選択して、生成ボタンをクリックします。

約1分

3

診療報酬の算定が可能
10枚法、14枚法が作成でき、診療報酬の算定が可能です。

セファロ

セファロメトリー撮影にも高感度CdTeセンサーを用いており、硬組織、軟組織共に画像鮮明化されます。セファロパーツは後からアップグレード可能です。

セファロメトリー撮影

セファロメトリー撮影
セファロメトリー撮影

他社との違い

高解像度センサー採用

高解像度センサー採用

Pano ACTシリーズで採用しているCdTeセンサーはエックス線の吸収効率が非常に高く、パノラマ撮影で用いられる被ばく線量を1/2~2/3に低減してもほぼ同じ画質で映像化できる特性を持っています。
一般のCCD(シンチレーションタイプ)検出器のようにエックス線→蛍光→フォトダイオードという仕組みではなく、各画素単位で線量に比例した電気信号に直接変換するためノイズが少なく、各画素のダイナミックレンジは12ビットの深さを有しているため、低吸収から高吸収領域まで広いレンジでシャープな画像が特徴です。

半導体検出器に用いられる素材のX 線吸収率

半導体検出器に用いられる素材のX 線吸収率

CdTeセンサーのX線吸収率は他を圧倒しています。X線の吸収率が高いと、データ情報が圧倒的に多くなり、厚みのあるデータの撮影を可能とします。
CdTeは、JAXA(宇宙航空研究開発機構)でも研究されている素材で、宇宙からの微細な放射線をキャッチできる素材として脚光を浴びています。

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