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論文になりました


PanoACT-1000は、アクシオン・ジャパンが、画像処理技術の権威である法政大学の尾川教授、歯科放射線学の権威であるテキサス大学のラングレス教授、昭和大学の岡野教授との共同研究で生み出したものです。弊社の最先端技術が、論文発表(Dent maxillofacial Radiology(DMFR))されました。

Dent maxillofacial Radiology (2010) 39, 47-53

<論文の要約>

一般のパノラマ画像撮影装置は、X線源およびX線検出器を患者様の顎部分を挟み込みように位置させ、その対を顎部分の周囲で動かしてX線透過データを収集し、このデータから歯列の所定断面に沿ったパノラマ画像を生成するものです。しかしながら歯列の大きさ自体には個人差があり、このため歯列の大きさ自体が装置側で用意されている断面の標準軌道にあっていない場合が多く発生し、パノラマ画像の全体または一部がボケてしまいます。

本研究の目的は、トモシンセシス法を用いて、歯科用パノラマ断層撮影における厄介な患者様の撮影位置付けを簡便にし、かつ画像の再構成によって高解像度、高コントラストな画像を提供することです。装置は、アクシオン・ジャパン製のデジタルパノラマ装置PanoACT-1000を使用しており、本装置は高性能な半導体検出器SCAN300(カドミウムテルル)が搭載されています。撮影空間の中で指定した断層面のパノラマ画像は、高速で収集されたフレームデータ(細長い幅を有するスリット状のデータ)の位置をずらしながら相互に重ね合わせて加算(shift and add tomosynthesis)することで生成されます。重ね合わせ加算の程度(ゲイン)により画素値の濃淡の程度差が強まって、歯牙がその他の部位よりも高い濃度で抽出されることを利用し、ゲインを加減しながら画像化します。(図9、図10)ゲインをいくらにすれば焦点があうかという定量的な計測をファントム(図2 ベース上に歯列に添った馬蹄形の位置に45度の角度のあるアクリル板を位置したものに3ミリごとに13個の+マークが刻まれているもの)を用いて事前に行っています。このような傾きがあるものを撮影すると、通常は、図5にあるように一部しか焦点が合わせることができませんが、PanoACT-1000では、0度から90度の範囲内で全ての+マークを鮮明(例として45度の場合D)にすることができます。
本技術を利用すると、撮影後に生スキャンデータから画像を再構成し、歯列の個人差に伴う大きさの異なる軌道を撮影したり(図7)、患者様の歯列の一部のみを選択的に撮影したり(図8)することが出来ますので、従来までのパノラマ撮影が抱える問題を解決することが可能になります。


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