< PanoACT-1000 導入までの経緯> :
昨年、 20年間使ってきたフィルム式パノラマ装置が故障しました。メーカーに修理を依頼しましたが、修理不可能との返答でしたので、材料店に新しいパノラマ装置の資料や見積りを依頼したところ、複数の代表的な歯科メーカーのパノラマ製品を紹介されました。外国製フィルム式パノラマ装置であれば、コストが安く出費が抑えられることが判りましたが、フィルム式の場合、フィルム代や現像液のランニングコストを加味しなくてはなりません。なかなか決断することができませんでしたが、使用している自動現像機は古くなっており、メーカーから部品の製造停止の通達もあったのでデジタルタイプの購入を考えました。
材料店からの資料だけでなく、自らデンタルショーにて各メーカーの撮影画像の画質をチェックしましたが、デジタルというだけで今までのフィルムタイプと変わりないと感じていた折、?アクシオン・ジャパンという会社の目立たない小さなブースで展示されていた PanoACT-1000の撮影画像が目に留まりました。その撮影画像の鮮明さに見入ってしまい、パノラマ装置の機能説明を受けると驚かされました。これでなければ、デジタルの意味がないと思った次第です。価格を確認すると他メーカーが割引いた金額と同等でしたが、信頼している材料店からは、聞いた事もない会社なので保守が心配なため勧められないと言われ、即座には、購入には踏み切れませんでした。
その後、アクシオン・ジャパンの社長から保守やサービス、教育に最も力を入れていると説明を受け、かつ、他社製品についていろいろと調べたところ、他にパフォーマンスに優れたデジタルパノラマ装置が見当たらず、デジタルタイプを購入するなら PanoACT-1000しかないと確信しました。パノラマ装置が故障し代替装置を使用している間も、撮影画像が悪く診断しづらいため患者様に迷惑をかける場面にも遭遇したことから、重要なのは鮮明な撮影画像だと認識してアクシオン・ジャパンのPanoACT-1000の導入を決めました。