医療法人社団長仁会 牛久保矯正歯科 理事長 牛久保 順一 先生

DR.牛久保 通信 〜Vol.3〜

2013年9月15日、台風の接近に伴う豪雨の中、東京デンタルショー 2013(東京ビックサイト)へ行って来ました。荒天にも関わらずかなりの人数の歯科関係者で、会場は混雑していました。

今年も各社のデジタル・レントゲンの実機を見る事ができ、実際に撮影された画像を見せて頂いてから、被曝線量についても質問させて頂きました。各社のデモ画像を見て感じた事は、液晶テレビが店頭での見栄えを良くする為に採用しているダイナミックモードと同じ様に、おそらく線量を強くし、コントラストを上げて濃淡を濃くしたものを展示していたのではないでしょうか。実際の線量はアクシオン・ジャパン製レントゲンPanoACTシリーズの2倍強と答えたメーカーもありました。皆さんもテレビの画質をリビングモード等に変えて目に優しくして視聴されている事を考えると、レントゲン装置を選択する際には患者さんの被曝線量が少なくて安定した画像を得られる事が重要だと思いました。

今回アイ・ティー・エス・エス株式会社のブースに私がお邪魔していた時に、印象的な出来事がありました。一般的にデンタルショーでは、機材を比較し帰宅後充分検討してから購入を決定するものだとばかり思っておりましたが、アクシオン・ジャパンの櫻井社長がPanoACTの優秀性について大変熱心に説明され、社長の人柄の良さと品質の優位性で当日購入の意思を固められた先生がいらっしゃった事です。購入された先生の決断力は素晴らしいものであると思いますし、この製品の開発を依頼した私は常にバージョンアップを続けて行くPanoACTを選択された事で、先生の診療には大いにプラスになるものと確信しています。

2013年10月16日